(Seoul=NSP NEWS AGENCY) = ハンファソリューションは2023年に連結ベースで売上高13兆2887億ウォン(約1兆5010億円)、営業利益6045億ウォン(約682億円)をそれぞれ記録したと発表した。前年同期比で売上高は1.2%増加し、営業利益は34.6%減少した。
事業部門別に見ると、再生可能エネルギー部門は売上高6兆6159億ウォン(約7472億円)、営業利益5682億ウォン(約641億円)を記録した。売上高と営業利益は前年同期比でそれぞれ18.8%、62.3%増加し、過去最高の実績を更新した。これは、欧米を中心に開発資産の売却やEPC(Engineering、Procurement、Construction; 設計・調達・建設)売上高が1兆ウォン以上増加した結果だ。
化学部門は、前年同期比で売上高が13.7%減の5兆974億ウォン(約5757億円)、営業利益は89.9%減の595億ウォン(約67億円)と計算された。世界的に石油化学の供給不均衡が長期間続き、主力製品のマージンが縮小し、第3四半期の定期保守などが収益性に影響を与えた。
先進素材部門の売上は前年同期比で14.2%減の9889億ウォン(約1116億円)、営業利益は82.2%増の643億ウォン(約72億円)だ。
ハンファソリューションの昨年第3四半期の売上高は前年同期比で2.3%増加し3兆8697億ウォン(約4370億円)、営業利益は75.8%減少し407億ウォン(約45億円)を記録した。
この日、ハンファソリューションは米国の工場増設などの新成長動力への投資に集中しつつ、実施できなかった現金配当を4年ぶりに株主総会の承認を経て支払う予定だ。一株当たり普通株300ウォン、優先株350ウォンの現金配当を実施し、配当総額は517億ウォンだ。
CFO(最高財務責任者)は「第4四半期は季節的な閑散期の影響によりモジュールの販売量が減少することが懸念される」としながらも、「開発資産の売却やEPC売上は今年年間で2兆5000億ウォンを目標にしている」と述べた。続けて「年内に米国カーターズビル工場が本格稼働すれば、現地の生産・販売量が増加し、新たな飛躍の契機となるだろう」と付け加えた。
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